深夜。

 

今日という一日のエピローグ。
更けゆく夜の静けさ、一抹の寂しさと明日という新たな一日へのほのかな期待。

 

このアルバムの最後にはそんなイメージの曲を用意したかったのですが、自分でも意外なことにピアノオンリーというカタチに。

 

朝起きると、アタマの中で鳴っているものを大抵はピアノでスケッチしておくのです(DAWに)。
まずメロディから、そしてカウンターメロディなり他のパートや必要となるハーモナイズなども。

 

コード進行はボイスリーディングの結果として付いてくるものですので、そこから始めることは特に意図でも無い限りありません。

フレーズやリズムや音色で一枚の織物を紡いでいくような、そんな感覚が自分にとって興味の尽きないところなのです、音楽作りというものの。